サプリメントの最も効果的な飲み方は?

サプリメントは、栄養補助のための“食品”。
そのため、医薬品ほどに決りはないものの、やはり効果的な飲み方というのはあります。

使用量を守ろう

まず、サプリを飲むうえで何より大切なのは、使用法・用量を守ること。

たくさんの栄養をとろうと摂取目安よりも多く飲んだりするのはNGです。
例えば…肌の再生などに欠かせないビタミンAの摂り過ぎには、肝臓へ負担をかけたり骨折を招いたりする恐れが指摘されているように、医薬品ではないサプリにも副作用リスクがあります。
ですから、自己流・いい加減な飲み方はせず、必ずサプリの瓶や袋に表示された摂取量などの指示を守るようにして下さい。薬じゃないからと“テキト~”に飲んだり、アレもコレもと欲張って複数のサプリを飲んだりするのはオススメできません。

タイミングも重要

次に、飲むタイミング。

サプリの場合は、医薬品のように「食前・食中・食後」に飲んでくださいといった指示は明確にされていません。サプリはあくまで“食品”なので、このタイミングじゃないとダメということはないんですね。ただ、そうはいっても“オススメ”のタイミングはあり…、基本的にビタミンなど栄養を補うサプリの多くは“食事と一緒に消化吸収されるとより効果的なので”食後が良く、乳酸菌なども胃酸の影響をさけるため食後が良いとされています。

分からないままにしない

なお、迷ったときはメーカーに“直接聞いてみる”のがベスト。
電話などで「いつ飲むのがいいですか?」と聞けば、効果的なタイミングを教えてもらえますよ。

では最後に、サプリは“何で”飲み込むべきかについても触れておきましょう。

サプリの効果を最大限にするために

サプリを飲むなら、やはり水がいちばん。

それは、お茶やコーヒーに含まれるカテキンやタンニン、カフェインなどに栄養の吸収を妨げる性質が指摘されているためです(例えばタンニンは鉄の吸収を阻害する)。まぁ「お水じゃないとダメと神経質になる必要はない」との意見もあるのですが、水を用意するのは難しいことではないので、サプリを飲むなら「水で」を心がけると良いでしょう。

また、「水やぬるま湯で飲んでください」と指示されているサプリは、無理やり水なしで飲み込むようなことはせず、ちゃんと水またはぬるま湯で飲んでください。サプリは、水で飲むことを想定し(正しく飲んだ時にうまくお腹で溶けて成分が吸収されていくよう)計算されて作られているため、違う飲み方をすると…せっかくの効き目が半減してしまうことがあるのです。

それに、水なしで無理に飲み込めば、喉(食道)にペタっとサプリがくっ付き、喉の粘膜に炎症をひき起こす恐れもあります。ですから、サプリは水(またゴクゴクっと飲める熱さのぬるま湯)で、しっかり飲み込むように!

せっかく飲むのなら、正しい飲み方でサプリの栄養を効果的にとり入れていきましょう。

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