マンゴーの食べごろはいつ?追熟方法や熟れすぎたときの美味しい食べ方

甘くておいしいマンゴー、輸入品もありますが最近は国産マンゴーのおいしさが知れ渡ってきました。そこで沖縄や宮崎県で栽培されているマンゴーの食べごろとおいしい食べ方をご紹介しましょう。実は沖縄にはあまり知られていないマンゴーもあるんですよ。

アップルマンゴー、旬は春から7月

沖縄県や宮崎県、鹿児島県で主に栽培されているのは、アップルマンゴーという品種です。これは皮がリンゴのように赤いことからつけられたニックネームで、正式にはアーウィン種というマンゴーです。アーウィン種は果肉のきめが細かくて、繊維質が少ないのでトロリとした食感が特徴です。

旬は4月中旬~7月にかけて、出荷のピークは6月ごろ。とくに宮崎県のマンゴーは実が完熟するまで木につけたままひたすら待つ、という時間のかかる方法で栽培されます。冬はハウスで大事に育てて、完熟の直前にはネットをかけて実が自然に落下するまで時間をかけて待つことで甘みが増すんです。

緑色の皮のキーツマンゴー

国産マンゴーのほとんどがアーウィン種のアップルマンゴーですが、沖縄ではキーツマンゴーというものも栽培されています。これは完熟しても皮が赤くならない品種で、緑色のままです。出荷時期は8月上旬~9月上旬ごろ、生産量がとても少ないので沖縄以外のところではあまり見かけないマンゴーです。

キーツマンゴーはアップルマンゴーの2倍くらいの大きさがあり、甘さも強い。追熟が必要なマンゴーで、うまく食べごろにはまると糖度が20度にもなります。以前は非常にめずらしいマンゴーでしたが、最近は地場のものを販売するファーマーズマーケットなどで見かけるようになりました。皮が緑色なので食べごろがわかりづらく、早く食べるとそれほど甘くないため、通好みのマンゴーとも言えます。

マンゴーの切り方は魚の三枚おろしと同じ

アップルマンゴーもキーツマンゴーも食べ方は生のままが一番おいしい。まず実を横に寝かせて、魚を三枚におろすように上下と真ん中に分けます。

マンゴーは真ん中に大きなタネが入っていて、この部分は食べられません。あとはスライスしたマンゴーに縦横の切り込みを入れて、下からグッと押し出します。ちょうど亀の甲羅のようにおいしいマンゴーが花を咲かせますよ。

マンゴーの追熟の方法は?

マンゴーには「追熟(ついじゅく)」が必要だといわれます。購入後に数日置いておくことで、これが面倒だからすぐ食べられるタイミングで売ってくれればいいのにと思いますね。しかしマンゴーは食べごろを知るのが難しく、スーパーで販売しているものにはま完熟ではない実が多いんです。これを熟させるようにするのが追熟です。でも追熟ってあまり他のフルーツではやらないですよね。どうすればいいのでしょうか。

表面が粉っぽくて硬い実は追熟が必要

まず、購入したマンゴーが追熟の必要なものかどうかを見分けましょう。マンゴーの表皮には薄く白い粉がふいています。粉っぽくて触ったときに固い感じがしたら、それは未熟なマンゴーです。

完熟させるために、マンゴーを室温でおいておくことを追熟と言います。追熟の時に注意すべきなのが、マンゴーを乾燥させないこと。そのまま部屋に置いておくと湿気が足りずに表皮にしわがよってしまいます。これを防ぐにはマンゴーをポリ袋か紙袋に入れて、箱にしまっておくだけでいいんです。できれば箱の中は85~95%の湿度をキープしましょう。こうやって追熟をすると粉をふいていた表皮がしっとりとしてきて、ワックスのようにつやが出てきます。これで完熟です。マンゴー特有の甘い香りがしてきますから、指でそっと押してみましょう。桃くらいの柔らかさになれば食べごろサインです。

完熟前に切って食べると、ちょっと固くてさっぱりした味

追熟させておいても、いつが完熟かよくわかりません。マンゴーはあまりたびたび食べるものではないので、完熟よりもはやく切ってしまうことだってありますね。これはどうなるのか、お腹が痛くなるの?など心配になりますが、別に問題はありません。完熟になる前のマンゴーを食べても特に体に悪影響が出ることはないんです。ただ、マンゴーならではのトロリとした食感が足りない状態ですね。未熟なマンゴーは実が固くて、味も濃厚な甘さというよりさっぱりした酸味のある甘さです。これはこれで決してまずいわけではなく、濃厚さは足りなくてもおいしい果物です。ちなみにタイやベトナム、インド、台湾などでは、未熟なマンゴーをおやつとして食べることもあります。手ごろなおいしさということですね。

毎日見て、匂いをかいで、触ってチェック

せっかくのマンゴーですから、あのとろけるような甘さがほしい。という人は、まめにマンゴーの外見をチェックして、匂いをかぎ、そっと触ってみて皮のゆるみを確認しましょう。高級フルーツは、食べごろも難しいですね。

熟れすぎたマンゴーの美味しい食べ方は?

果物というのは、収穫した後もどんどん熟していきます。だからタイミングよく食べなければおいしい時期に食べそこねてしまい、熟しすぎた実を食べることになります。マンゴーも食べごろがとってもむずかしい果物です。熟れすぎたときはどうしたらいいんでしょうか。

熟れすぎマンゴーは柔らかすぎるのでシャーベットやジュースに

熟れすぎたマンゴーは、あのトロリとした食感がありません。もっとどろどろになってしまい、濃厚といえば濃厚ですが、おいしくありません。実が柔らかすぎて包丁などで上手にカットできなくなるのです。そこでスプーンなどで食べられる部分を削って、冷凍庫で凍らせましょう。あんまり長時間入れておくとカチカチに固まってしまいますが、1~2時間くらいで取り出すとシャーベットのようになります。ドロドロがシャキシャキになるので、熟れすぎた実でもおいしくいただけますよ。そのほか、ドロドロのままミルクと合わせてマンゴーシェイクにしたり、そのまま濃厚マンゴージュースにしたりするなど、熟しすぎても加工品として十分使えます。ゆるくなりすぎた実をスプーンでとって、そのままヨーグルトやアイスクリームにのせて食べるのもおいしいです。

購入したらすぐに実の状態をチェック

ただ、できれば熟れすぎる前に食べてしまいたいもの。マンゴーを買ったときはすぐに中身をチェックしましょう。というのも、マンゴーの完熟度は気温や湿度、そのほかの環境によって変わります。同じ箱の中に入っていても、完熟に近いマンゴーもあれば、追熟が必要なマンゴーもあるのです。マンゴーの熟れすぎを防止するためにも、購入した実は一つずつチェックしましょう。もし買ってきた実で、マンゴーの皮に黒い斑点が出ているものがあれば、即刻他のマンゴーから隔離してすぐに食べます。黒い斑点は炭疽病というもので、皮だけでなく果実にも黒い部分があって、そこは食べられません。取り除いて食べましょう。

食べごろマンゴーは糖度が高いので、熟れすぎに注意

ちょうど食べごろを迎えたマンゴーは、糖度が17度にもなることがあります。17度といえば、一番甘いカキやぶどうと同じくらいの甘さです。南国フルーツのとろけるような甘さを味わうためにも、なるべく熟れすぎないようにするといいですね。

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