グラノーラと健康の関係
ヘルシーな食事の代表格ともいえるグラノーラ。
グラノーラとは「押麦や米、トウモロコシといった穀物を加工したものにナッツやドライフルーツを混ぜ、砂糖や蜂蜜、植物油などを加えて焼き上げたもの」であり、食物繊維やミネラルといった栄養を(調理の手間なく)まとめて手軽に美味しく摂ることができる、健康面でも非常に優れた食品です。また、ダイエット食というイメージがある方も多いでしょう。
でも、ヘルシーでダイエットにも嬉しい食品だからといって山盛り食べるのはNG!
実は、グラノーラを食べ過ぎると「カロリー過多」また「便秘」になるリスクがあるのです。
グラノーラは意外と高カロリー!?
穀物をベースに様々な食材を加えて作られるグラノーラには、穀物・ナッツ・ドライフルーツの栄養が詰まっています。でも…忘れてならないのは、栄養とともに“カロリー・糖もシッカリ含まれている”ということ。グラノーラのカロリーは商品によって大きく異なりますが…凡そ50g(1食分)で200~250㎉ほどとなっており(ご飯1杯分の白米とほぼ同じ)牛乳を100~200ml(100mlあたり70㎉弱)かけると総カロリーはさらに高くなります。
つまり、グラノーラはヘルシーながら低カロリーとは限らない!
特にナッツやドライフルーツの分量が多いものは脂質・糖質も多いので要注意です。とりわけ“砂糖”によって甘みが加えられている商品は“血糖値の急上昇”を招きやすく、食べ過ぎてしまうと健康面でもダイエットの面でも逆効果になりかねないため気を付けましょう。
満腹感は得られやすいのでお米やパンのようにたくさんの量を食べられないので、案外摂取カロリーにすると低めにはなるんですけどね。食べ過ぎは注意です。
グラノーラを食べて便秘になることが!?
食物繊維が多く摂れることからダイエットや便秘解消に効果的な食品として注目が高いグラノーラですが、食べ過ぎると…反対に便秘を招くリスクがあると知っていましたか?
水溶性と不溶性がある食物繊維のうち、雑穀・ふすまに多いのは不溶性食物繊維の方です。この不溶性食物繊維は腸の動きを助けて排便を促す働きがあるもの。ただし、摂り過ぎるとお腹の中で水分を吸収して便を硬くさせ、むしろ便秘を悪化させてしまうことがあるのです。
だから…
グラノーラの食べ過ぎはダメなんですね。
もうちょっと…と思っても、そこはサラダなどに切り替えておきましょう。袋に記載された1日の摂取目安に沿って食べるようにしてくださいね。
加工した穀物にナッツやドライフルーツを加えたシリアル商品には、グラノーラ以外にもスイス生まれの「ミューズリー」があります
。このミューズリーのベースは基本的に未調理の(グラノーラのように油を加えて焼いたりしていない)燕麦。グラノーラと違い砂糖などで甘みをつけないのが一般的です。人によっては食べ辛さを感じるかもしれませんが、
砂糖や添加物が気になる場合にはオーガニックのミューズリーを試してみるのも1つですよ!
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