顔の中で最も大きな印象を人に与える「目」。美容を考える上で非常に重要なパーツになります。
きっと皆さんも、目をより魅力的に印象強くしようと、アイメイクを研究したり目元のタルミケアに力を入れたりと、目のまわりについては色々気を使っていることと思います。
そんななか最近、魅力的な目元づくりとして注目されているのが白目です。
白目の輝きは、人を引き付ける重要要素として注目されています。キラキラした透明感が白目にあると若々しく魅力的な印象になります。
白目の美しさがなくなる原因とは
でも、気を付けていないと透明感のある輝きは白目から消えていってしまうリスクがあります。
そんな事態を防ぎ、白目のキレイを保つには、日頃からの意識的なケアが大切。
そこで今回は、充血や黄ばみ・濁りが起きやすい大人の白目に焦点を当て、その原因と対処法を簡単にご紹介していきたいと思います。
さて、白目をキレイに保つために
何より大切なのは、白目が充血したり黄色く濁ったりする原因を知ることです。
原因を理解し、その対処法を考えていきましょう。
充血
これは「結膜」の下を通る血管が膨張、血管が透けて目が赤く見えている状態です。
目の血管の拡張を引き起こす主な要因は、長時間にわたるゲームや読書、パソコン作業など。目を酷使した結果、少しでも栄養や酸素を多く取り込もうと“目が血管を拡張”せることで充血は発生します。また、紫外線・プールの塩素・合わないコンタクト、さらにはアイメイクが引き金となっている場合もあります。
黄ばみ
主な要因は加齢です。加齢に伴い、過去に受けた紫外線刺激などの影響が目の外側を覆う白い膜“強膜”に現れ始めるのが原因。
そのせいで、黄味がかった濁りやシミのような色素沈着が白目に生じてしまうのです。
そのほか過度な飲酒の結果、肝臓がアルコールを分解しようと胆汁を過剰分泌されます。それが実は黄褐色の色素なんですね。これが白目に濁りをもたらしているケースも多くあるそうです。
以上のような原因で白目は、生まれたときの輝きを失っていきます。キレイな白目を守るには、日々意識して充血や黄ばみを引き起こす要因を避ける努力をすることが肝心です。皆さんも白目ビューティーを目指し対策を始めましょう。
白目を美しく保つ具体的方法
充血を起こさないためには、何より目を休ませる時間をつくることです。パソコンやスマホの画面を1時間見たら5~10分は目を休ませるなど、目を酷使しないよう心掛けることが大切です。
なお、パソコンやスマホの使用においては、画面のブルーライにも注意が必要です。
ブルーライトには眼精疲労、ひいては目の老化や病気を促す恐れが指摘されているため、画面を見続けることが多いなら、ブルーライト対策は真剣に行いましょう。
ブルーライトカットの眼鏡やフィルムの使用をオススメします。また紫外線を浴びる機会が多いのであれば、UVカット機能のある眼鏡やコンタクトで目を守るほか、紫外線ダメージから目を守ってくれる目薬なども上手く利用すると良いでしょう。
黄ばみについても、紫外線ダメージなどの蓄積が大きな要因なので、目を刺激から守ることがやはり大切。加えて、肝臓機能の低下による血中の胆汁色素増加が原因となっているケースもよくみられるので、アルコールやタバコが多い人は、その量を減らしてみてください。
白目を作る栄養素とは?
さらに、目の働きを良くする栄養をシッカリ摂ることも白目のキレイには欠かせません。
バランスのいい食事を心がけつつ、ブルーライトや紫外線刺激から目を守る効果が期待される成分を取り入れましょう。
主な成分はホウレン草・カボチャ・ブロッコリーなどに多い「ルテイン」、視界をハッキリさせてくれるブルーベリー・カシス・紫芋などに多い「アントシアニン)」がオススメ。これらを意識して摂っていくといいですよ。
さいごに
白目のキレイが損なわれるのは目の疲労や老化が主な要因。
ただし、単なる疲れ目や老化に起因するもの以外にも、目に傷がついていたり、細菌感染や内出血があったり、肝臓の異常など体内にトラブル・病気が隠れていたりする場合が稀にあるため、「充血や黄ばみがなかなか消えない/痛みや違和感がある」といったときには、必ず眼科などを受診するようにしてください。
白目のキレイを意識することは、目の老化・病気の予防にもつながります。美と健康の両方のため、白目をキレイに保つ努力をはじめていきましょう!
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