もはや現代の生活には目の疲れが付き物!
パソコンやスマホ、テレビ、コンビニやガソリンスタンドの明るいライト照明と、人の進化よりも光の刺激は急激に増えており、わたしたちの目は昼夜問わず刺激に晒されています。
みなさんの中にも、目の奥が痛くなったり、視界が霞んできたり、充血したりといった疲れ目の悩みを抱えている方は多いはず。肩こりにつながったり、だるさを感じたり意外とつらいのが疲れ目です。今回は少しでも目の疲れを癒すという方法について書いていきますね。
疲れ目の原因と対策について
近年は、スマホ利用の拡大に伴い(近くを見続ける時間の増加で眼のピント調節機能が低下)、20~30代といった若い世代の間で近くが見えづらくなるといった老眼のような症状に悩む人が急増するという新たな問題(スマホ老眼)も発生していますね。
こうした目の疲れは、基本的には一時的なものですので、
正しい方法でしっかりと目を休めれば回復が期待できます。
ただし何の対処もせず放置していれば…その目の疲れが視力低下や様々な目の病気を招くことにもなりかねません。疲れ目が老眼になるスピードを早めるとの報告もあるんです。
パソコン作業が多い人の対策
そのため、よくパソコンやスマホを利用する人は特に“目の疲れ対策”が必須。
日頃から意識して目のケアに取り組んでいきましょう。
まずやるべき対策は、
パソコンやスマホを使用するときは「画面を1時間見続けたら10分間は画面から目を離す」など目を休める時間を作ることです。
このとき、目の周りの緊張した筋肉を休めるストレッチができるとさらに良いです。簡単な目のストレッチ方法は「近くと遠くを交互に見るなど」というものです。外の景色で行うと心もリラックスできるので窓際で行いましょう。
ただ、仕事中に休憩をとるのは難しいという方も多いはずです。そんな方には食べる疲れ目対策がオススメです!
栄養補給で疲れ目対策
パソコンやスマホの光から目を守ったり、疲れた目に元気を与えたりしてくれる栄養を積極的に摂って、体の中から疲れ目対策をしていきましょう。
1.アントシアニンの補給
まず目に良い食べ物の代表格と言えば何といっても「ブルーベリー/ビルベリー」。
ブルーベリーやビルベリーが目に良いとされるのは、アントシアニンを多く含んでいるためです。アントシアニンには、目から入ってきた情報を脳に伝える働きを担う(つまり“見る”というプロセスを支える)タンパク質“ロドプシン”の再合成を高め、視界をハッキリさせる効果が期待可能。なおアントシアニンは、ナスや紫芋、黒豆といったスーパーで気軽に手に入る食材にも含まれていますよ。
2.ルテインの補給
また、現代人の目の疲れに効果が高いと注目を集めているのが「マリーゴールドや緑黄色野菜」。
これらにはパソコンやスマホのブルーライトなどの刺激から目を守ってくれるルテインが多く含まれているためです。パソコン作業が多い・スマホが手放せないという方は、ニンジンやカボチャなどをしっかり食べるほか、ルテイン配合のサプリをチェックしてみてもいいでしょう。
3.ビタミン群・その他
その他にも、「カボチャ・ホウレン草・ウナギなど」網膜の健康を支えるビタミンA豊富な食材、「大豆・ゴマ・豚肉・椎茸・ナッツ・納豆・卵・鮭など」疲労を和らげピント調整機能を高めるビタミンB群豊富な食材、「赤ピーマン・キウイなど」充血に効くビタミンC豊富な食材、「アボカド・アーモンドなど」老眼対策の味方ビタミンE豊富な食材は、ぜひとも目のために食べたいもの。DHAやコラーゲンなども“疲れ目・老眼対策”に効果があるとされています。
疲れ目は、放っておくと老眼や目の機能低下を招くリスクがあるうえ、目の充血・目の周りのタルミを引き起こし“老け顔”になるリスクまで!
目の健康のため、さらには若々しさをキープするためにも日々の“疲れ目対策”は大切です。目を酷使しているな…という方は特に、“目のこと”を考えた栄養摂取・食材選びを意識するようにしてみてくださいね。
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