今住んでいる状態に大きな不満はなくても、お部屋を見渡して
「もっと効率よく家具を配置できないかな?」
「あのデッドスペースが気になる・・・」
などと考えてしまうことはありませんか?特に収納スペースの少ない単身者向けのマンションで暮らしていると、空間をいかに無駄なく使えるかが重要になってきますよね。
家具は最小限としましょう
床が見える面積を広げるとお部屋を広く感じることができます。
収納家具をなるべく少量にして、少しでも床を広く獲りましょう。特に狭いお部屋で快適に暮らすためには、所有する洋服や物を最小限にすることが重要です。
低い場所で暮らす
ソファや収納の家具選びをするときには、高さのないものを選びましょう。
床に近い場所ですべてが整うようにすると、自然と視点が低くなります。これによって天井を高く感じることができるためお部屋が広く感じられるようになります。
くつろぐ場所の正面を広げる
ベッドなのかソファなのか、自分が気持ちよいと感じる空間を作ると思います。この場所にいるときに視線の先に開放感があるようにしましょう。観葉植物などのものを置かないようにすると良いです。もし収納などを置かなければならない場合には、高さの低い家具を置くようにしましょう。
鏡を有効活用しよう
お部屋のコーナーに姿見を置いて、鏡の先の空間を利用しましょう。
これはコーディネートの専門家も利用する方法なのでイメージしやすいでしょう。置くときに窓が移るようにすると、窓が一つ増えたように感じられるのでお部屋を広く感じさせます。
スペースをあえて作る
お部屋の一部分だけでもいいので、何も置かないスペースを作ると広く見えます。
これは「床」「壁」どちらにも効果があるので使ってみましょう。
最も効果的なのは、入り口から見た時に視界に入る場所をスペースにしておくと印象が開放的になります。
デッドスペースを利用するおしゃれな家具のススメ
デッドスペースの活用術といえば突っ張り棒やワイヤーネットを使う方法が定番ですが、これらはお部屋の雰囲気を壊しかねないため、オシャレに暮らしたい方には少し抵抗があるのではないでしょうか。インテリア性やデザイン性が考慮されていないアイテムを使うと素材や色が浮いてしまいますし、多目的に作られたパーツ同士を組み合わせるとどうしてもごちゃごちゃとした印象になってしまいます。そこで今回は、あらかじめデッドスペースを有効活用できるよう計算された家具や、少しの隙間を活かすことのできるアイテムをご紹介したいと思います。
リビングのデッドスペース利用方法
まずはリビング。大型のシェルフにでも置かない限り、テレビの上はぽっかりと大きな空間があいてしまいますよね。こちらのテレビ台はその空間を埋めるように2段の棚が取り付けられています。雑貨やグリーンを飾ったり、オシャレなデザインのブックエンドを置いて本やDVDを並べたりすると、テレビの上をディスプレイスペースとして使うことができます。
家具と壁の間や窓際、お部屋の隅などに、空間を間延びさせてしまっているような微妙なスペースはありませんか?幅と奥行きを測ってみて50cmほどあれば、脱いだ服や帽子、カバンを掛けられるハンガーラックはいかがでしょうか。スチールとウォールナットカラーの木目調の小物置きがインテリア全体にアクセントをつけてくれる上、お部屋が散らかるのも防いでくれますよ。
ランドリーのレイアウトの工夫
続いては、洗濯機の上に収納スペースを作ることができるランドリーラックです。ステンレスパイプ製や突っ張り式などが主流ですが、こちらの商品は木目プリントの棚板や半艶仕上げのフレームが使われており、カラーも選ぶことができます。”収納用品”というよりは”家具”に近いイメージですね。
洗濯機周りでもう一つ。大型のものは求めてないんだけど、という方におすすめしたいのがこちら。洗濯機にマグネットで取り付けることのできる省スペースなラックです。私はこの商品を見るまで洗濯機にマグネットがくっつくことを知らず、目からウロコでした。特に狭い空間である脱衣所では少しの隙間も無駄にできませんので、とてもありがたいアイテムです。
キッチンのスペース有効活用方法はコレ!
最後はキッチンです。電子レンジや炊飯器、電気ケトルなどのキッチン家電をまとめて置けるレンジラックやキッチンボードはたくさんありますが、このラックがすごいのはゴミ箱上のデッドスペースを活かせるところです。単独で置くイメージが強いゴミ箱の上に家電を置こうだなんて、着眼点がすばらしいですよね。狭いキッチンも効率よく使うことができそうです。
さいごに
心から快適な生活を送るためには、デザイン性も大切。でも実際に生活する上では機能性も重要。どちらも兼ね備えたアイテムを使えば、物理的な便利さと見た目の満足感の両方が得られそうですね。ただ便利なだけの収納では物足りないという方でも、上記のようなオシャレなアイテムであれば納得して取り入れていただけるのではないでしょうか。
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