ネガティブになったら掃除をすると気分が上がる法則

心が落ち着く掃除の秘密

気持ちが沈んでネガティブ思考が頭から離れない!

どうも落ち込んで気分が上がらない、そんなときは

掃除をすると心が落ち着きます。

掃除をして部屋のゴチャゴチャが片付けば、頭の中のゴチャゴチャもスッキリするという話を聞いたことがあるでしょう。ネガティブ思考のコントロールに掃除が効く理由は、それだけではありません。実際にお坊さんなどの修行のひとつに毎日の掃除が行われているのも心のコントロールができるようになるためです。

 

さて、ここでちょっと質問です。

掃除をしているとき何を考えていますか?

どうでしょう。あまり記憶がないのではないでしょうか。

これは何も考えてということの証拠です。床を拭いたりトイレやお風呂を磨いたりしている間は無心になっていることが多いのです。

実は無心、すなわち「モノを考えない時間」こそがネガティブ思考解消の秘策です。ネガティブ思考やイライラが止まらないときには、何も考えない時間を持つことが大切。

そもそもネガティブ思考にハマった脳は疲労困憊(ひろうこんぱい)の状態。そんな疲れ切った脳からは、ポジティブな思考は沸いてきません。

そのため、ネガティブ思考を止めたいなら、色々な考えに振りまわされて疲れた脳を一時的に休ませてあげることが重要になってきます。脳を休ませる方法は、これといって何も考えていない時間、つまり「ぼ~っ」と無心になる時間をもつことが最も効果的なのです。

そのためにオススメなのは瞑想をすることです。ただ、いきなり「瞑想しなさい/今から無心になりなさい」と言われても難しいですよね。無心になるとは、自らの意思で感情や思考をコントロールするということ、なかなか簡単にできるものではありません。

上記の通り、掃除中は知らないうちに“無心”になっているもの。これを利用するが瞑想未経験の方にはオススメの方法になります。

 

無心の状態の難しさ

非常に興味深いことに、人の脳は簡単な掃除などの単純作業をしていると思考をストップさせてしまう傾向があります。脳はなるべく省エネを考えており、身体が勝手に動くようなルーティンワークではサボることがわかっています。そのため、色々な考えが頭の中でグルグルしているときでも、いざコンロの汚れ落としに取り掛かったりすると、意外とその最中は嫌なことや悩みを忘れて作業に集中できるんですね。

よって、自力でネガティブ思考を止められない場合には、

『集中して』掃除に取組めばいい。

徹底的に綺麗にすると決意して真剣にやるのがコツです。

 

そうすれば、瞑想が上手くできない、自分の意思で無心になれない方でも、脳の意識をネガティブ思考から切り離すことが可能です。

 

掃除によるリフレッシュの注意点

なお、ここで掃除を使ったリフレッシュには注意点がひとつあります。

イライラ解消のために掃除をする際は、あくまで単純にできる掃除をしてください。

大掃除や物の整理など、頭を使う必要のある掃除はNG。床磨きといった無意識でできる単純作業にのみ取組むようにしましょう。

また掃除以外の無心になりやすい動きとしては食器を洗ったり、塗り絵をしたりといったことでもいいでしょう。集中・没頭でき、ムリなく続けられることなら基本的に何でも構いません。とにかく脳をネガティブ思考や不安漬けにしないためには、何も考えない時間を意図的につくって脳を休ませてあげること、これが大事なのです。

 

まとめ

近年の研究によると、そうした脳を休める時間を日常的につくるようにしていると、脳の血流量がアップ、頭がスッキリ冴えて仕事や勉強の効率が上がり、イライラしたり落ち込んだりすることが減り、健康にもプラスの効果が期待できるとのこと。

マイナスの感情に捉われてしまったらは掃除で脳を休息させる。

ぜひ、これを実践してみてくださいね。

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