初めての一人暮らしに向けて準備を進めていく中で、特に悩みやすいのが食器や調理器具を揃えることではないでしょうか。一人暮らし用の物件ではキッチンも狭く、収納スペースも限られていますので、できることなら無駄なく本当に使うものだけを用意したいですよね。
今回はそんな状況にお役に立てるよう、「これさえあれば不便なく自炊を始められる」という必要最低限の調理器具をまとめました。ぜひ参考にして下さい。
本当に必要な調理器具一覧
◇片手鍋
16~18cm程度のものが一つあれば、野菜を茹でる、煮物やスープを作るなど自炊の要として大活躍してくれます。インスタントラーメンを作ったりレトルト食品を温めたりするにもちょうどよいサイズですので、自炊をあまりしないという方にもこれだけは必須です。
◇両手鍋(深型)
パスタを茹でるためには深型の鍋が必要です。カレーやシチューを作るのにも適しています。カレーやシチューは多めに作ると翌日、翌々日と続けて食べられますので、初めての自炊におすすめのメニューです。忙しい日に備えて一食分ずつ冷凍しておくことも可能です。
◇フライパン
炒めたり焼いたりおかずをちゃちゃっと作るだけでなく、たまにはオシャレにパンケーキやフレンチトーストもいいですね。ハンバーグや目玉焼きを作るためには、併せてフタも用意しておきましょう。
◇やかん
コンセントや置き場所に余裕があるなら、電気ケトルが安全です。
一人暮らし用の鍋やフライパンを選ぶ際に「大は小を兼ねる」という考えは適しません。シンクが狭くても洗いやすいよう、いずれも小さめのものを選びましょう。扱いやすさを優先して選ぶことが快適な自炊生活に繋がります。
◇包丁
重さやサイズ、握りやすさなどが商品によって違います。自分に合うものを選びましょう。
◇キッチンバサミ
ニラやネギ、豆苗などの野菜をはじめ、豚バラや鶏皮など、包丁よりキッチンバサミの方が切りやすい食材は意外と多くあるものです。使いやすいだけでなく、洗い物を減らせたり時短になったりととても重宝します。
◇ピーラー
◇まな板
厚みのあるものは重くて洗いにくいです。一人暮らしではシートタイプが使いやすいでしょう。大小2枚ほど用意しておくと食材の量や大きさによって使い分けることができます。
◇木べら
炒め物に必須です。シリコン製のものがお店で売られていますが、炒め物をするときに高い温度で融けることも・・・。焦げるだけで済む木製をオススメします。
◇菜箸
かさばるものではないので数組用意しましょう。料理や食材によって使い分けられると衛生的です。
◇フライ返し
樹脂製ならフライパンを傷付ける心配がありません。
◇たまじゃくし
目盛りがついていると計量カップを使う必要がないため、洗い物を減らすことができます。
◇しゃもじ
立てられるものが便利です。
◇ザル、ボール
セットでなくても良いですが、同じサイズにしておけば重ねて片付けられ省スペースです。ステンレス製は軽くて丈夫、耐熱ガラス製だと電子レンジにも使うことができます。
◇計量カップ
◇計量スプーン
大さじ、小さじの2つは必須です。
◇キッチンスケール
薄めのデジタルのものだとかさばりません。レシピ通りに作りたい時やバレンタインのお菓子作りの時などに必要になります。
以上のものがあれば、簡単なものを作るには十分に対応できるはずです。
さいごに
まずはこれらで自炊生活を始め、さらに買い足すべきアイテムを見極めましょう。よく作るメニューやよく使う食材、キッチンの広さや使い勝手などによって必要なものは違いますし、それは実際に確かめてみないとわからないものです。焦らず時間をかけて自分のキッチンを充実させていって下さいね。
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