セルライトって何?自分でケアする方法は?

お尻や足などに現れるイヤ~なデコボコ。それが「セルライト」ですね。

ちょっと座ったときに小さく波打つ肌、なんとかなくしたいと願っている方多いのではないでしょうか。

今回は、そんなセルライトに関する代表的な2つの疑問「セルライトとは一体何なのか」、「セルライトを自力でなくすことはできるのか」についてまとめてみました。

セルライトって何者なの?

まず、セルライトとは何なのかという疑問に答えていきましょう。

簡単に説明すると、セルライトとは皮下脂肪です。

ふつう皮下脂肪というとプニプニ柔らかいものをイメージしますよね。ですが、代謝が上手くいかなくなると脂肪細胞は老廃物であるアンモニア由来の成分や水分を溜め込みどんどんと肥大化していきます。

これが肌の中で固まり、徐々に大きく成長していきます。このようになった状態の脂肪こそ、憎きセルライトの原因なんです。

このセルライトの始まりを、早々にあきらめて放置すると、膨れた脂肪細胞が真皮や表皮を押しやって肌を波打たせ始めます。その結果、硬くザラつく困ったデコボコの状態として肌表面にでてくるようになります。

セルライトを自分で消すことができる?

肝心なのはセルライトができた後。エステに行けば何とかなりそうだけれど、お財布が厳しいという方も多いでしょう。

セルライトは自力で消せるかどうかという疑問を持っていることでしょう。

結論から申し上げますと、「自力で対策デキる」です。

セルライトは皮下脂肪。要するに脂肪といういごくごく一般的な成分です。一般的に内臓脂肪よりも皮下脂肪を減らすことは難しいとされますが、うまく脂肪燃焼・代謝をしてくことができれば自力での対処は十分可能なんです。

なお諸説ありますが、セルライトには複数のタイプがあるとされます。効率よくセルライトをなくすには、自身のセルライトタイプを理解しそれに合うケアをしていくことがポイントでしょう。

タイプ別セルライト対策

それでは、セルライトのタイプ別に対策していきましょう。

肥満によるセルライト

第一のセルライトの原因。それは「肥満」や「ムクミ」によるもの。

主な原因としては「悪い食事バランス」、「糖質・脂質の過剰摂取」、「運動不足」、「冷え」があります。

女性ならではと思われがちな冷え性もセルライトが増える原因になるということで、根本的に対策していく必要があります。

むくみというと対策しようがないとあきらめがちですが、血液やリンパの流れが悪化、老廃物や水分が脂肪細胞に溜まってできるというものです。

このタイプのセルライトができる人は「甘いものがやめられない」、「長時間座っているなど同じ姿勢を取り続けることが多い」といった方が当てはまると考えられます。

一方で単純に痩せればいいと、無理なダイエットは絶対にNGです。しっかりと良質なたんぱく質を摂取し、塩分と脂質、糖質の過剰摂取に気を付けるなど食生活の見直しをまず行います。その後、リンパマッサージによる老廃物の排出や体を温め冷え対策をシッカリしていくことで代謝をあげていくと徐々に解消に向かうでしょう

ダイエットや脂肪燃焼を意識しつつ、できることから試してみてください。

筋肉量の低下によるセルライト

筋肉が減ることでもセルライトが発生しますが、じつはこのタイプはかなり手ごわい。

肌表面の凸凹が目立つほどに悪化しているものや、鍛えた筋肉が急速に衰えることでできたタイプです。

こうしたタイプはなくすのに根気がいるため、自力ではかなり時間がかかります。もしお急ぎで対策したい場合には、手っ取り早くエステなどを利用して対処するのも1つの手になります。

ただ、しっかりと脂肪の代謝・燃焼を上げることで改善は期待できます。まずは適度な筋トレなどにトライしてみましょう。

セルライトに必要なのは運動

いずれのセルライトにも、撃退に欠かせないのは適度な運動です。

厳しい筋トレが必要ではないので、ジムなどでトレーニングに励まなくても大丈夫です。身体のリンパ液のめぐりを改善するなど代謝アップには、肩回しやウエストひねり、深呼吸をするといった簡単なことで促せるものなんです。

歩幅を広くして歩いたり、身体を大きく動かしながら家事をしてみたりと日常の中でちょっと意識してみるだけでもセルライトの予防・改善対策になるんですよ。

また、頑固なセルライトにはストレスや睡眠不足、ホルモンバランスの乱れが影響しているとの説も近年上がってきています。思い当たる節がある方は、身体を休め、体調に合わせてリラックス効果やホルモンバランスを整える効果のあるハーブやアロマなどを試してみると良いかもしれません。

さいごに

ダイエットや食の見直し、リンパマッサージなどをする場合には体調に合わせ(正しい方法で)無理のないように! 特に持病がある方などは医師や専門家の指示のもと、くれぐれも身体に負担をかけないよう行ってください。

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